はじめて書評のようなことをしてみます。
今回は『在宅HACKS!―自分史上最高のアウトプットを可能にする新しい働き方』 をKindle版で読みました。
この本はPrime Reading対象タイトルなのでAmazon Primeを契約している人は無料で読むことができます。
少し前まではKindle Unlimitedを契約していましたが紙の本の方が読みやすく感じて解約してしまいました(何ヶ月かおきに電子書籍と紙の本をいったりきたりしています)
なんとなくPrime Readingのタイトルを見ていたら目に止まったため読んでみました。
この手のサービスは普段読まないジャンルにも手を出しやすくなるので、時々全ジャンルみてみたりしています
さて内容ですが、タイトルに「在宅」とあるように「在宅勤務」での「ハック」を紹介する本です。
「自分史上最高のアウトプットを可能にする新しい働き方」ともあり、「新しい働き方」=「在宅勤務」が「従来の働き方」よりも「最高のアウトプットが可能」だと言い切るだけの根拠は読み取れませんでした。
「在宅勤務」をする方が「最高のアウトプットが可能」ならぜひ切り替えた方が良いと思う。
でも「従来の働き方」より「在宅勤務」による生まれるメリットの説明よりも、単純に「在宅勤務」で「最高のアウトプットが可能」なライフハックの紹介が主のコンテンツだと感じた。
著者のいままでの「HACKS!」シリーズ同様の内容と考えれば、数々の「HACKS!」は参考になるものも多いので実際に「在宅勤務」をしている人には読んで価値があると思った。
僕の場合は一切在宅勤務は認められていない。
なので、休日に資料作成を家で行う、資格試験勉強をする時の参考として作業環境やガジェットについては参考になった。
そしてタイトルについては難癖を付けたが、それは僕の仕事がいわゆる人事の仕事で制度を作る側だからだ。
在宅勤務が特別優位ならば制度として検討しなければならないのが「在宅勤務の効率化したい」=「HACK!」というよりは「自分史上最高のアウトプットを可能にする新しい働き方」=「在宅勤務」の優位性の方が気になってしまったのです(目次や本の内容などをみないで読み始めています)
その結果、タイトルが中身とちょっと違うかなと思いました。
最初に著者をみていたら内容はすぐにわかったとも思いました。
ちなみに僕の職場は今の言い方で言えばエッセンシャルワークの業種なので、みんな現場で働かざるをえないのです。
その中で事務だけは在宅勤務というのは感情的に理解されないでしょう。
HR Techという言葉も一般的になり仕事内容は会社に縛られなくなってきましたが、心理的だったり組織的に在宅勤務ができない・そぐわない場面があると考えています。
このコロナ禍でこのあたりにも変化が生まれるのでしょうか。
そんなことを考えた1冊でした。考えるきっかけをいただきました。
本自体の内容は浅読みのため…著者のかたすみません。およそ1時間で読了。
学生時代から結構読んでいます。