2019年7月から中古端末のSIMロック解除ができるようにするとの記事が出ていました!
総務省、中古スマホのSIMロック解除を義務付けへ − 来年7月より | 気になる、記になる…
https://sp.fnn.jp/posts/00398789CX
総務省による中古端末の流通を促進するための施策との事です。
まだ決定事項ではないので今後どのようになるか分かりません。
中古端末…個人的には
中古端末に関する個人的な意見を述べます。
①生理的に無理
個人的には中古は嫌い。そもそも人が使ったもの(中古)は苦手です。
例えばCDやゲームソフトなど手に触れる機会が少ないものは中古で買ったことがあります。
ですが人がベタベタ触って操作するスマホは個人的に無理です。
スマホ関係の仕事をしていたことがあり他人の端末を触ることもたくさんありました。
男性でも女性でも若くてもお年寄りでも綺麗に使っている人は少ない(経験的に)です。
この点は個人の好みの問題です…。
②中古端末の機械的な問題点
中古端末を購入する場合気になるのは
- 価格
- 自分の好きなキャリアで使えるのか(SIMフリーなのか)
- 端末の状態
が大きいと思います。
この中の端末の状態という点であまり気にされていない点があると思います。
それは、不正改造(非正規修理)されている場合がある点
不正改造というと大袈裟ですがメーカーからすると自社や自社が認めている修理以外は、正しく修理されているか分からないという意味で「不正」であり、不正な修理のため「改造」となります。
メーカーの保証はもちろん使うことができません。
中古端末であればもともと保証が切れているから問題ない場合もあるでしょうから修理に関しては気にならないかもしれません。
ですが価格に関しては不正改造(非正規修理)が価格に転嫁されていない点も気になります。
明らかな不正改造(非正規修理)で例えば存在しないカラーの部品が使われているとかでなければ買取業者もわからないし、確かめようと端末を分解した場合、厳密には電波法違反になります。
そこまでして価格設定(販売価格、買取価格)をするのも面倒でしょう。
また後で不正改造(非正規修理)がわかった場合に返品や返金をするのも難しいでしょう。
販売後は購入者の手にあるので本当に最初から改造されていたか判断ができません。なのでこのあたりは特に触れられないのでしょう。
そしてなにより不正改造(非正規修理)の場合、品質の問題があります。
全ての業者が正規の修理より質が落ちるとは言い切れませんがメーカーは大企業です。
修理費用は原価と利益がありますが通常利幅はそこまで大きくないはずです(修理で儲かるメーカーは長続きしないですよね)
そう考えると非正規修理業者はメーカーより原価を下げ、利幅を薄くするしかありません。
原価は人件費、家賃、部品代などがあります。
非正規修理業者は路地裏や上の階に店舗を設けていることが多いように思います。
そしてスタッフ多勢いる印象はありません。
またお客さんもたくさんいる印象はありません。
となると安い家賃で一人で店を構えてもお客さんがあまり来ないとなると一人の人から多く稼ぐ必要がでてきます、がメーカーより高い値段設定にはできません。
そうすると部品も安いものにせざる終えません。
そう考えると品質に不安を感じるのは僕だけではないでしょう。
非正規修理業者の批判になってしまいましたが、経営努力で誠実な経営をしている業者もいるでしょう。
経験的に非正規修理で粗悪なパーツに交換されており、すぐにその部品が壊れたり、明らかに質が悪い(ディスプレイであれば発色や光度が著しく悪いなど)ものを沢山見たせいもありますので非正規修理業者さんすみません。
まとめ
長くなりましたが個人的に中古端末を買わない理由は
- 生理的に無理
- 不正改造(非正規修理)の可能性がある
という点です。
特別抵抗がない、という方やすぐに壊れても別にいい、という人には良いニュースだと思います。
僕の周りでは格安SIMも含めて安ければいいと思っている人が多いので買う時はしっかり考えてからにした方がいいと思います。
まあ中古端末を買うことはありませんが、端末を売却することは時々あるので、この中古端末のSIMロック解除解禁によって売却前にSIMロックを解除しなくても査定が変わらないなんてことになれば嬉しいです。
無料でのSIMロック解除をすることはないでしょうから、査定価格に差が全くなくなるということはないでしょうね。
続報を気にしつつ。